cinema(2001)



スパイ・ゲーム ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット共演のスパイもの。と言ってもCIA幹部対CIAエージェントの頭脳戦といったものです。監督は「トップガン」のトニー・スコット。
CIAのマスター・エージェント(ロバート・レッドフォード)が退官を迎えるその日、愛弟子のブラピがスパイ容疑で中国側に投獄されたという知らせが入る。ブラピはある囚人を脱獄させる任務に就いていたのだ。何故かブラピを見殺しにしようとするCIA上層部。レッドフォードはその反対を押し切って型破りな作戦を立てていく・・・。

ドラマの舞台はワシントンDCをはじめ、ベルリン、ベイルート、ベトナム、香港など世界各国に及ぶ。
ブラピよりレッドフォードの方がカッコ良かった。
ハリー・ポッター と賢者の石 bookで第三巻まで紹介した第一巻「賢者の石」の映画化です。すばらしい映画に仕上がっていました。
キャラクターが予想以上に私のイメージとピッタンコでした。主人公のハリーはもちろん、ハーマイオニー(ハリーと仲良しの女の子)やハグリッド、マクゴナガル先生など・・・・。
スピルバーグも映画化したかったそうですが、その映画化権を獲得したのが制作者のヘイマンとのこと。97年に作者のJ.K.ローリングと会い、原作に忠実に映画化すると約束して権利を獲得したというだけあって、原作の良さはまったく壊れていません。
字幕版と日本語版どちらもやっています。ファンタジーを時には味わってみてください。
ムーラン・ルージュ いいですね〜。こんな映画大好きです。パリでムーラン・ルージュを知ったからというわけではありません。
私の大好きなニコール・キッドマンが最高にきれい!(トム・クルーズと別れてヨカッタ)。歌って踊るその華麗な姿はまさに・・・・。豪華な衣装もすごい。歌もなかなかで、好きな男と結ばれない女の哀れさを見事に表現しています。監督は「ロメオ&ジュリエット」のバズ・ラーマンですからラブストーリーは最高です。
物語は「1900年のパリ、作家を目指してフランスに来た純粋無垢な青年クリスチャン。彼が想いをよせた女性は、パリで一番のナイトクラブ”ムーラン・ルージュ”のスター・サティーン(ニコール・キッドマン)だった・・・」
単純なラブストリーですが、見事なミュージカルに仕上がっています。(歌もすごくいいです)
かあちゃん 山本周五郎原作、市川崑督と聞いただけで胸躍ります。期待に違わずすばらしい映画でした。しゃれたデザイン感覚のタイトル、発色を抑えた鈍色のカラー画面、画面の流れの軽いリズム、そして、善良で愛すべき登場人物。すべてが計算された芸術作品です。
映画評論家品田勇吉が「できすぎたお話しだと、つくづく思う。お話の展開も、人物群も、すべてきちんと整序され、そう思ってみると、貧しい長屋もまでがそれなりにきちんとしている」と言っています。
市川監督は「今、こんな世の中。映画化するなら、今しかない・・・」と、愛妻和田夏十が書いた脚本を没後18年を経てようやく映画化したものです。物語は「不景気、失業、暗い事件。現代の世相を思わせる天保末期。庶民の生活は困窮を極めていた。貧乏長屋で5人の子供を育てるおかつ(岸恵子)もその例外ではなかった。そんな生活の中長男の友人を更生させるために長屋中から非難を受けながらも他人を思いやるおかつ親子。泥棒さえも一家の一員として受け入れてしまう・・・」
蝶の舌 1999年スペイン映画です。中国映画「山の郵便配達」に勝るとも劣らない名作です。
8歳の少年モンチョが大好きな先生と出会い、大自然の驚異に触れながら成長し、やがてスペイン内戦という悲劇的な時代に直面するまでを描いた物語です。ラストで少年が叫ぶ”ある言葉”が観る人の胸を打ちます。
「先生と出会って僕はいろんなことを知った 学校がこんなに楽しいということを そして人はみんな孤独だということを・・・ だから”さよなら”のかわりに叫んだ 胸が引き裂かれる思いで・・・」
蝶の舌は渦巻き状です。なぜか?花の甘い蜜を吸うためです。ここにこの映画の持つ深い意味があります。
私の今年のベスト3の一本になりそうです。日本映画にはなかなかこんなノスタルジックな映画はありません。
GO 昨年、「book」で紹介した直木賞受賞作品の映画化です。原作がしっかりしていると良い映画が出来ます。
また、監督は熊本出身の行定勲、岩井俊二監督のもとで修行しただけあってキレがすごく良い。主演の窪塚洋介と柴咲コウもいいが、脇役陣も山崎務、大竹しのぶほかチョイ役で大杉漣や荻原聖人など芸達者で盛り上げています。見どころは、私たちが初めて見るコリアンジャパニーズの世界。それに山崎務の強い父親、大竹しのぶの迫力ある母親ぶりも最高です。
脚本を書いた宮藤官九郎が「”在日”を現実の一つとしてサラリと描き、国籍問題よりいろいろな人たちが生きていることを一番に考えた」と言っています。まさにその通りの映画でした。
ブリジット・ジョーンズの日記 95年イギリスの新聞(インディペンデント)にロンドンで暮らす30代独身女性ブリジット・ジョーンズの架空の日記がコラムとして連載された(作者は30代未婚のジャーナリスト)。これが大反響を呼び小説として刊行されベストセラーに、そしてついに映画化! 映画は理想の恋人探しに奮闘する独身32歳女性の日常を・・・、タバコ、酒、ダイエットなど普通のOLが悩む姿をからませ実にうまく描いてます。
”あるがままに生きる”自分を飾らないことの素晴らしさを教えてくれます。とても魅力的なヒロインです。
ブリジットを演じることになったレニー・ゼルウィガーの第一の仕事は肥ることだった。そのために毎日ピザやケーキを食べて増量に励んだとか(それをガマンしたら痩せるということ?)。
キス・オブ・ザ・ドラゴン 「ニキータ」より強く、「レオン」より切ない! リュック・ベッソンとジェット・リーが組んだハードアクション!
「レオン」には及ばないがそれなりに面白かった。ベッソンらしい脚本、悪役が警官というのも、いかにもです。
舞台はパリ「麻薬密売人の中国人ソングを逮捕するために、北京から来たエリート捜査官リュウ。フランス警察のリチャード警部と捜査を始めるが、ソングが殺されリュウは犯人にされてしまう。巧妙な罠にはまったリュウ・・孤独な闘い、絶体絶命下で運命的な出逢いをする男と女・・・」とくれば面白いですよね。
私たち東洋人から見たら、小柄な中国人の主人公が、フランスの白人野郎にコケにされながらすごい活躍。最後に胸がスカッとすること請け合いです。 ベッソンも権力が嫌いなのかな?
千と千尋の神隠し 『もののけ姫』以来4年振りの宮崎駿監督による冒険ファンタジー・アニメです。
10歳の少女・千尋は両親と引っ越しの途中”不思議の町”へ迷い込む。そこには土地の神様や妖怪たちが湯治に来る異世界の温泉町でだった。豚にされた両親を助けるため、千尋は何とか生き延びようと、強欲な魔女の湯婆婆に名前を奪われながらも千という名で湯屋で働くことを決意する・・・。
少女の目線で描かれていますが、現代の若者には”生きる力”を、大人にとってははるか昔に置き忘れていたエネルギー、忘れかけていた力を気づかせてくれます。
『トトロ』同様宮崎作品に出てくるユニークな妖怪たち、それに舞台背景はなぜは心がほのぼのとしてきます。
猿の惑星 1968年、チャールトン・ヘストン主演の名作SFのリメイク(リ・イマージネーション)版です。
賛否両論あるかもしれませんが、私は面白いと思いました。監督が好きなティム・バートン(「シザーハンズ」「スリーピーホロウ」)だからでしょうか? 猿の親玉はティム・ロス(海の上のピアニスト)、これがいい。
今まで「太陽がいっぱい」をはじめ、リメイク物は多いですがこれはちょっと一味違った感じです。衝撃的なラストシーンもそれなりに良かったです。旧作を観てない人には結構面白いのでは・・・。

物語はご存じでしょうが、時は西暦2029年惑星の偵察に行った宇宙飛行士が時空間を貫くワープホールに呑み込まれ、奇妙な惑星に不時着する。そこでは猿が人間を奴隷として支配していた・・・。というものです。
パール・ハーバー 監督は「アルマゲドン」のマイケル・ベイです。話は「タイタニック」と同様単純ですが3時間余の長い映画です。
「幼い頃から大空を駆ける夢を持っていたレイフとダニー。やがて二人は陸軍航空隊に入り、美しい看護婦イヴリンと出会う、レイフと彼女は恋に落ちる。だが、レイフは英国空軍へ志願参加する。残されたダニーとイヴリンはハワイ・オアフ島に転属になる。そんな二人のもとにレイフの訃報が届く。慰め合う二人はやがて結ばれるが・・・。真珠湾攻撃が・・」というものです(日本は悪役!)。 戦争の悲惨さはよくでていました。
お話自体はよくできているのですが、アメリカがいつも正義で強いという描き方と、いつものことですが外国映画にでてくる日本人というのは何ともチンケなものが多いのです。  真珠湾攻撃のシーンはすごいです。
ホタル 降旗監督、高倉健・田中裕子主演の、元特攻隊員達の心の叫びを夫婦愛と共に描いた感動と涙のドラマ(実話に基づいています)。特に韓国人の特攻隊員の話は泣かされます。
命の重さ、今、この話を若い人に伝えなければという制作者の思いがよく伝わります。
自らの命を犠牲にして敵艦隊に突進していった特攻隊の若者達を描くだけでも涙があふれるのに、奈良岡朋子が彼らのことを語り、悔しさをぶちまけるシーンはまた涙、涙。ホタルの話は特に切ない。
高倉健がじっくりと演じて泣かせる。田中裕子もうまい。小林捻侍は鹿児島弁がうまい。
今の時代を思うと、若い人にぜひ観てもらいたい映画です。私たち年代はもちろんです。
A I 「2001年宇宙の旅」の故キューブリックが18年間構想を練っていた企画をスピルバーグが実現したもの。
AIとは人工知能。「人類は、ロボットだけでは飽きたらず不可能とされた脳まで造りAIを作り出す。AIをインプットされた少年型ロボットは、人間の母から愛を得られず地球温暖化で水浸しになったニューヨークを彷徨い、自分探しの旅に出る。そこで彼が知った事実は・・・。やがて2000年の時が経ち、人類が滅亡した地球で少年型ロボットが発見される・・・」人間の”愛”とか”家族”とか、テーマは奥深いです。
映画のいたるところにキューブリックとスピルバーグが見えて、二人の映画ということがわかります。2時間26分間たんたんと物語はすすでいきます。主演の少年(オスメント=シックスセンス)の出演料は億単位とか。
J S A
JSAとはJoint Security Area(38度線上の共同警備区域)のこと。
「38度線上、北朝鮮側歩哨所で銃声が轟いた。そこで北側兵士二人の遺体が発見され、事件捜査のため中立国スイス軍から女性将校が派遣される。南側は北の挑発行為に応戦したといい、北側は南の奇襲テロだと主張し、真相はわからない。北の士官、南の兵長を取り調べるが二人とも何も語らない。事件の裏に南北兵士の間に芽生えた友情があった」。監督が「この映画は謎解きから始まり、温かい血を通じて悲壮なエンディングを迎える」と語っていますがまさに北と南の悲劇。”シュリ”とは一味違った素晴らしい映画でした。
最近、朝鮮半島のことが気になり始めていただけに感動ものでした。
山の郵便配達 「book」と「おまけのページ」で紹介した”山の郵便配達”の映画です、久しぶりに名画を観ました。1999年中国金鶏賞(中国アカデミー賞)ほか多数の映画賞を受賞
小説も素晴らしいのですが、私は映画の方のが一枚上手の感じでした。もちろん原作がいいから良い映画が出来るのですけど・。CGも使わない素朴な映画、カメラが追う湖南省・山岳地帯の素晴らしい風景、最高です。

感動シーンの中から・「父親を背負って川を渡る息子”郵便物より軽いね”」 「風に飛ばされた郵便物を父親と犬がすごい勢いで追いかけ集めるシーン=郵便配達をお金儲けの手段として考える今の日本?」 「ラストシーン=2泊3日の郵便配達で、父と子、夫と妻、母と子それぞれの人生のすばらしさを教えてくれます」 涙!
ザ・メキシカン 美男美女による、ラブ・ストーリーです。簡単(?)に人を殺したりする現代風のラブ・ストーリーには共感できませんが、ラスト近くになるとちょっと素敵です。
物語は、組織のチンピラとして働かされている若者ジェリー(B・P)、麻薬輸送でドジを踏んでしまい、そのために伝説の拳銃”メキシカン”をメキシコまで行って持って変える仕事を任せられる。しかし、恋人のサマンサ(J・R)はそんな彼にガマンできない。ゲイの殺し屋がでてきたりしてコメディータッチで物語は進みます。ただ、期待する二人のラブシーンはあまりでてこない。 ラストに大物俳優がでてきて画面がしまってきます。
トラフィック 1971年ジーンハックマン主演の「フレンチコネクション」を思いだして観にいきました。2001年アカデミー賞四部門賞受賞で期待もしましたが、マジメそのものの映画でした(フレンチコネクションの方が面白かった)。
物語は「アメリカの裏社会に根深く浸透し、巨大な影の経済を
掲載する麻薬ルート。その中でもアメリカとメキシコを結ぶ巨大異な麻薬コネクション”トラフィック”をめぐって、様々な欲望や陰謀に満ちた事件が繰り広げられる。その闇の実体に果敢に挑んでいく男達・・・」というものです。
主演のマイケル・ダグラスの夫人キャサリン・ゼダ=ジョーンズも出ていますが一緒の場面はありません。
麻薬が社会問題となっているアメリカではいい映画でしょう。アメリカ物まねの日本も人ごとではないです。
スターリン
グラード
1942年。1ヶ月にわたり、ナチス・ドイツの猛攻にさらされたスターリングラードに新兵として赴任してきたバシリ・ザイツェフ。彼は羊飼いの家に育ち祖父に射撃を仕込まれた天才スナイパーだった。やがて彼の射撃の腕はソビエト軍の志気を高めるために英雄へとまつりあげられていく。
監督は「セブン・イヤーズ・イン・チベット」 「ラマン/愛人」のジャン=ジャック・アノー、主人公は「リプリー」のジュード・ロウ。戦闘シーンも圧巻だが監督が唯一緊張したというラブシーン、極限の中、狙撃手バシリと女性兵士ターニャとの愛が切ない。又、ラストの1対1の狙撃対決が見せ場。西部劇の決闘を思わせる。
実在の人物を主人公に戦場で揺れ動く恋と友情と裏切り・・・見応えのある132分でした。(全て英語)
ハンニバル やはり観ました、2時間11分の恐怖(?)。アカデミー賞5部門を獲得した前作とは趣が違いました。
精神科医の殺人鬼レクター博士(アンソニー・ホプキンス)の策略により、顔面のほとんどを食いちぎられ復讐の鬼と化した大富豪ヴァージャー(ゲイリーオールドマン)は女性FBI特別捜査官クラリス(ジュリアン・ムーア)を囮にレクター博士を豚に食わせようとするが・・・・。小説とは結末が違います。
監督はアカデミー賞をもらった「グラディエーター」のリドリースコット、私の好きな悪役ゲイリーオールドマンは犬に食いちぎられた顔のため実際の顔はほとんど出てきません(ものすごい形相です)。
この映画を観たあと、ベジタリアンになれるという「脳の活き造り」などショッキングな場面もあります。
snatch
(スナッチ)
マドンナの年下夫として有名なガイ・リッチーが監督、意気のいい魅力的なワルたちがゾロゾロ登場する。
タランティーノの「パルプフィクション」を思わせるようなスピーディーな展開、しかもいろいろと絡みが多く複雑なストーリー。「ベルギーでダイヤモンドが強奪された。強盗団の一人フランキーはNYのボスのもとにダイヤを運ぶ前に小粒の宝石を売りさばきにロンドンに立ち寄る・・」ここから騙し騙されのブラックユーモアが始まる。

残念ながらこの監督の前作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」は観ていませんがブラッド・ピットはそれを観て自ら出演を希望、ギャラも破格の定額で実現したとか。小気味好い映画です。
我が谷は緑なりき 1941年アメリカ。ジョンフォード監督(荒野の決闘等) 何?と思うかもしれませんが衛生放送で観ました。
19世紀末のイギリス・ウェールズ地方の炭坑町、そこで働く一家の厳しく過酷な人間模様を描いたものです。そんな厳しい家族の物語なのに、昔の映画はやさしさに満ちあふれています。。
ジョンフォード監督は西部劇ばかりと思っている人もいるかもしれませんが、人間を描くのも得意です。
主演のモーリンオハラすごくきれいでした。高校時代私が知ったのはジョンウエインの相手役(静かなる男)でおばさん役のイメージが強かったのですが、今改めてみると良いですね。観なかった人はビデオでどうぞ!
アンブレイカブル ”アンブレイカブル”とは「超人的な生命力を与えられた者」、『シックスセンス』のシャマラン監督が再び脚本も手がけた作品。ウ〜ン、『シックスセンス』の方がよかった。
物語の始まりは、列車衝突事故という大惨事が発生、乗員乗客132人のうちただ一人生き残ったダン(ブルース・ウイルス)は無傷のまま、周囲の好奇心、自分でもなぜ助かったか不明・・・・。
古都フィラディルフィアで繰り広げられる人間の生死に関わるミステリー。病気に一度もかかったことのない無傷のヒーロー。対する骨形成不全症という難病を抱えて生まれた男・サミエル・L・ジャクソン(これがいい)。
BROTHER ロスの暗黒街を舞台に北野監督が”兄弟”の絆を描くアクション!とあるが凄まじいバイオレンス描写。
小指を詰める場面や腹を切って贓物がはみ出てくるシーンそれに派手な銃撃シーンなどなど・・・。
組の抗争で親分を殺されたやくざ(たけし)は、逃げるように弟の住むロスにやってくる。麻薬の売人をしている弟の家に転がり込んだが弟を助けるつもりで組織といざこざを起こし、やがてマフィアとの全面戦争へ。
映る景色・舞台は変わっても、キタノ色。いつものように死に場所を求めている寡黙な主人公を囲んで、男達の遊びの時間が過ぎてゆく。暴力の陰に隠れている優しさや愛、友情・・わかりやすいキタノ映画である。
クリムゾン・リバー アルプス、フランスの片田舎、BMW、ジャン・レノ・・・私の大好きな舞台が全て揃ったフランス映画。
腐敗した死体。被害者の傷口を超アップで描写するカメラ。抉り貫かれた両目、切断された両手。驚愕の表情。そして被害者は胎児のように縛られている・・・この導入部、わくわくしながら物語は始まる。
凍り付いた死体、少女の謎の死、険しいクレバス、雪崩、個性あふれる二人の刑事。

「バーティカル・リミット」の山岳アクションと「セブン」「羊たちの沈黙」のスリラー?とも違う。
難点は、何故?という部分がわかりにくい、40万部を越えるというベストセラー小説の映画化の難しさかも。
13デイズ キューバ危機に立ち向かったケネディら3人の13日間を描いた政治サスペンス。
この映画の描き方に不満を持った国防総省が協力を拒否。だが、補佐官(ケビンコスナーの役)の息子が全面協力してくれて助かったとか。最近のコスナーの映画は面白くなかったがこれはいけます。
1962年、米軍機がキューバ国内にソ連のミサイル基地を発見したことから始まるキューバ危機。ケネディ大統領と弟のローバート・ケネディ司法長官、この兄弟を支える大統領特別補佐官・・・・。軍部との対立などなかなか面白い。ソ連の相変わらずとアメリカの世界の指導者(?)がよくわかります。
ダンサー・イン・ザ・ダーク カンヌ国際映画祭のパルムドールと主演女優賞を受賞した素晴らしい映画です。我が子に無償の愛を注ぐシングルマザーの姿をミュージカルとドキュメンタリータッチで描いた作品です。
ところがこのドキュメンタリータッチというのがくせ者で私達の年齢になったら動くものに弱いのかカメラの動きに付いていけずに見てる途中でついに画面に酔ってしまいました。
物語はアメリカの片田舎、チェコ移民のセルマはつつましい暮らしの中ミュージカルを楽しむ日々。しかしセルマには悲しい秘密があった。遺伝性の病で視力を失いつつあり、手術を受けさせない限り息子も同じ運命に。