第三章(5月30日~6月7日)
ラベ・デ・ラス・カルサーダス~アストルガ



月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
5/30
巡礼
15日目
ラベ・デ・ラス・カルサーダス6時45分出発
メセタ(台地)の中心に入り込み
計画を上回る一日半分を歩き
カストロヘリスへ13時45分到着(アルベルゲ探しの時間も含む)
アルベルゲが満杯で地元の人に尋ねて『カストロヘリス』というドネーションの施設に落ち着き、ホッ!
時間:7時間0分 朝食=アルベルゲ作日支払い
昼食=3.5€
アルベルゲ(カストロヘリス)
ドネーション5€
夕食:10€
今日の距離:28.5k
累計の距離:328.3k
残りの距離:452.2k
朝日に輝くメセタの大地 巡礼者の影はこんなに長いのです
あの木何の木?気になる木 ポピーの向こうに大地が広がる


オルニージョス・デル・カミーノの町が見えてきた
(計画では泊まる予定を通り越す)
リュックに下げているのは洗濯物
地平線の彼方まで続く 十字架が現れる
見渡す限り麦畑 巡礼途中の犠牲者?
オンタナスの町(住民60人ほどの町) ここで昼食
サン・アントンの修道院跡 お花畑が広がっている


頂上に崩れかけた城壁が見える
ここからカストロヘリスの町に入る
町の入り口にある教会


崩れかけた城壁は近くから見るとこんな感じ
ガイドブックにあったアルベルゲはみんな
満杯で慌てた!
ようやく宿を確保できて喜びの表情


月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
5/31
巡礼
16日目
カストロヘリス 7時5分出発で
途中朝食と昼食を簡単にとり
フロミスタ到着13時10分頃
私営のアルベルゲは満杯だったが公営アルベルケがオーケーで受付の女性がトモコさんを知っていた(私に似ているとか・・)
時間:6時間5分 朝食=1€
昼食=0.75€
アルベルゲ(フロミスタ)10.5€(朝食込み)
夕食:10€
今日の距離:24.7k
累計の距離:353.0k
残りの距離:427.5k
朝、こんな感じで出発 1.5k登って着いた峠
振り返るとメセタの大地が 眼下に広がっていた(ガイドブックにあった景色)
峠を越えてもカミーノは どこまでも続くのです
疲れも吹き飛ぶ景色 県境にある橋 
この道が結構長かった 絞首刑に使われた塔(左)
白樺林を抜けると カステージャ運河沿いの道を歩きます


カステージャ運河は18世紀半ばから19世紀前半に
かけて造られたが未完成にままに終わっている。
(全長270k)
この運河沿いの道を3k歩く
水門は独特の景観を醸し出している
公営アルベルゲ(フロミスタ) 受付の女性
同室になったアメリカの3人娘 サンマルティン教会(ロマネスク様式)


サン・ペドロ教会
(14世紀のゴシック様式)
中ではミサが行われていた




月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
6/1
巡礼
17日目
フロミスタ6時36分出発
今日は距離が短く19.3k
カリオン・デ・ロス・コンデス(到着10時50分)
まで5時間弱だった。
アルベルゲはサンタ・マリア教会併設
時間:4時間15分 朝食=昨日支払い
昼食=5.4€
アルベルゲ(サンタ・マリア)5€
夕食:11€
今日の距離:19.8k
累計の距離:372.3k
残りの距離:408.2k
星を見ながら(?)巡礼者は歩くのです 振り返ると朝日が・・・
ポプラシオン・デ・カンポスの町(ブエン・カミーノと書いてある) 巡礼者像の横で一休み
教会の上にはコウノトリが ケンチキおじさんと又一緒に歩く
ビジャルカサール・デ・シルガの町がカミーノの向こうに見える コカ・コーラを買ってきた
カリオン・デ・ロス・コンデス(町の中心にたつ巡礼者像) アルベルゲ(サンタ・マリア)到着
受付を待っている人と記念撮影 サンタ・マリア教会((結婚式があった)
男の子もおめかししていた  テレビで見たことのある祭りはここだったのか・・・
受付にいたシスターと 夕方の集会(自己紹介など)
シスターの歌声と葉子ママが『花は咲く』を歌った 五人のシスターと一緒に・・・
巡礼者の定番料理:パンとワイン(食べ飲み放題) エンサラダ(ミックス)
テルネラ(子牛の肉) ヨースケさん:ペスカド(魚)
デザート(フルーツ)締めて11€(色々選べるのです) 韓国の若者も一緒だった


サンタ・マリア教会でミサの後
牧師がクレデンシャルにスタンプ
を押してくれた。
お祈りをして教会を出る


月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
6/2
巡礼
18日目
カリオン・デ・ロス・コンデス6時30分出発
今日は、メセタの大地を17kも歩く大変な行程で参った人もいた。
テラディージョス・デ・ロス・テンプラリオス到着13時ころ
全行程の半分を過ぎた
時間:6時間30分 朝食・昼食=昨日購入分で済ます
アルベルゲ(テンプラリオス)7€
夕食:9.5€
今日の距離:26.2k
累計の距離:398.5k
残りの距離:382.2k
昔巡礼者たちの宿泊施設として使われていた
サン・ソイロ修道院(今はホテル)
ここから次の村までメセタの大地をひたすら
歩く(遮るものの無い終わりの見えない道)
この道こそまさにカミーノ! 逆光でよく見えないがkochanと大きな外国人
休息所も素通りで歩く こんな道が17kも続くのです
防風林と麦畑 ようやく着いたカルサディージャ・デ・ラ・クエッサの町
映画『サンジャックへの道』に出てきた風景? かなり疲れてきた
大きな空を眺めながら昼食 お花の間を抜けて
レディゴスの村を右に見ながら次の村に向かう ようやく着いたテンプラリオスの村(きれいなアルベルゲ)


月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
6/3
巡礼
19日目
テラディージョス・デ・ロス・テンプラリオス6時50分出発
一気に突っ走り12時
ベルシアノス・デル・レアル・カミーノ到着(アルベルゲ無事確保)
行程の半分過ぎて、足つりとマメ(1人)、マメ(1人)、足首の腱鞘炎(1人)の被害ですが、まあ何とか頑張っています。
時間:5時間10分 朝食=3€
昼食=7€(ビール・スパゲティ)
アルベルゲ(ベルシアノス)
ドネーション2.5€
夕食:10€
今日の距離:23.5k
累計の距離:422.0k
残りの距離:358.5k
赤い十字架の向こうに朝日が上がる サン・ペドロ教会


今日の歩きもこんな道から始まります
電線に靴が引っかけてある
サアグーンの町が見えた ドロミテ地方のイタリア人と一緒に
ローマ橋と聖母教会(12世紀建立) サアグーン駅
サン・マルティン教会前の巡礼者像 サアグーンの町
サン・ペニート門 町の出口にある橋を


ノルウェーから一人で来ていた夫人と・・・
(この道はちょうど影ができて気持ちよかった)
渡ると再びカミーノ道
ULTREIAと書いてある(あと315kはでたらめ) 友の会運営のアルベルゲ到着(疲れた~)
アルベルゲが開くまでのんびりと待つ人々 部屋は古いが趣があった


月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
6/4
巡礼
20日目
ベルシアノス・デル・レアル・カミーノ6時55分出発
昨日と同じような単調な道が続く
マダムの足の調子がまだよくない
歩くスピードは少し違うがそれでも、26.8k完歩
マンシージャ・デ・ラス・ムラス13時到着
ヨースケさん、ここで傘を捨てる
時間:6時間5分 朝食=2.5€
昼食=昨日の買い物
途中=コカコーラ1.8€
アルベルゲ(ムラス)5€
夕食:9€
今日の距離:26.8k
累計の距離:448.8k
残りの距離:331.7k
 アルベルゲでの朝食風景   今日も天気がいい、カミーノは続く 


麦畑の向こうに巡礼道が見える
 
エル・ブルゴ・ラネーロの町(8kを1時間半)
赤い大地を横目にカミーノは黙々と 丘をくりぬいて作られた倉庫
レリエゴスの町を過ぎて 6k歩くとマンシージャ・デ・ラス・ムラスの町に着く
サンタ・マリア教会 教会の中のキリスト像
アルベルゲ到着 お土産も売っている(受付の人:日本語は話さなかった)
町を散策すると屋根の上にこんなものが 城門跡(町は城壁に囲まれている)
Midori Hasegawaさん(アメリカ在住の日本人)
フェースブックをご覧ください
片言の日本語を話すオスピタレラの人と


月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
6/5
巡礼
21日目
マンシージャ・デ・ラス・ムラス6時50分出発
久しぶりの都会レオン到着10時50分
早めの到着で早めのシャワー洗濯を済ませ
世界遺産にも登録されているカテドラルなど見学へ
(今日、観光を済ませ明日は休養なしで歩く予定)
マダムの足も何とか頑張っています
時間:4時間0分 朝食=2.5€
昼食=4.8€(ビール・サンドウィッチ)
アルベルゲ(ベネディクティナス)5€
夕食:9€
今日の距離:20.0k
累計の距離:468.8k
残りの距離:311.7k
振り返ると町が城壁に囲まれているのがわかる ポルマ川を渡る


レオンの町が見えた
(見えてから時間がかかります)
青空に向かって歩きます
カストロ橋 城壁を越えると旧市街


サンタ・マリア修道院が運営する
アルベルゲ(中庭も広い)
アルベルゲ到着


早めに仕事を済ませ
市内見学へ
(さすが、都会できれいな町)
カテドラル


延べ1800㎡に及ぶステンドグラスは
圧巻です。
しばらく美しさに見とれてください
外に出て見上げるとこんな感じ ビールとパンで昼食(足りなかった)
これまで二回同室だった韓国の女性と会った サン・イシドロ教会
ガウディと一緒に(右の建物を設計) カサ・デ・ロス・ポティーネス(今は銀行)


アルベルゲで夕食ディナー
(定番で9€)
ファースト(サラダ・マカロニ・スープ)
セカンド(ミート&カニクリーム) デザート(カスタード)


月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
6/6
巡礼
22日目
レオン6時半出発
21.8kの予定がガイドブックと違うルートに入ったため今日は休養日にも関わらず36.4kの最長不倒距離を歩くことになった
泊まる場所もオスピタル・デ・オルビゴに変更15時45分到着(皆さんマメができたり大変だったがよく頑張った)マダムの足もほぼ完治
全行程の距離も4.5k長くなった
時間:9時間15分 朝食=1€(ドネーション)
昼食=1.8€(パン・コーヒ))
アルベルゲ(カール・レイスネル)
5€
夕食:10€
今日の距離:36.4k
累計の距離:505.2k
残りの距離:279.8k
淡い光の街灯が素敵 スカートをはいたカミーノ
かつての巡礼者救護院(今はパラドール) そこを見上げている巡礼者
レオンの町を離れると愛らしい巡礼者が・・・ 移動バル(全てドネーション)
赤い道を頑張っている 再びブラジルの夫婦と(ルートを教えてもらった)
黄色い花がびっしり マサリフェの町に泊まるケンチキおじさん(青シャツ)と別れ
強風の中14kのまっすぐな道をひたすら 特急電車が汽笛を鳴らして歓迎してくれた
オルビゴ橋 教会付設のアルベルゲ到着(きつかったぁ~)


月 日
行              動  距離と時間 
(含:昼食・休憩)
宿・費用ほか 
6/7
巡礼
23日目
オスピタル・デ・オルビゴをゆっくりスタートで7時30分出発
明け方までの雨もやみ天気はよかったが寒い中の歩きだった
アストルガ11時25分着
アルベルゲには友の会のオスピタレラ(日本人)がいた
チョコレートとカテドラルの町を見学
時間:4時間0分 朝食=1.8€(昨夜の買い物)
昼食=2.3€(パンとコーヒー)
アルベルゲ(マリア)5€
夕食:11.9€
今日の距離:17.0k
累計の距離:522.2k
残りの距離:262.8k
明け方まで降っていた雨が嘘のような青空 峠を越えるとサンテイバニェスの町が見える


巡礼で犠牲になった人が祀ってあった
サンテイバニェスの教会
こんな風景もあります 遙か向こうに雪をかぶった山が見える
白い花がいっぱい この十字架を過ぎると・・・
手前の町から目指すアストルガ(先の町)まで4kあります アストルガの町が見えた
アルベルゲ(シエルバス・デ・マリア)すごくきれい
12000人が暮らすこの町には至る所に
チョコテリア(チョコレートの店)があります
葉子ママATMで金を引き出す
(ゆうちょ引き落としのカードではできなかった
がMUFGカードではオーケーだった)
市庁舎前の広場
(付近にはバル・レストランがいっぱい)
カテドラル(左奥:やっぱりすごい)
(リトアニアの彼女と一緒)


キリスト教の権威を感じます
祭壇
巡礼博物館
(司教館としてガウディ設計だが一部未完のまま)
チョコレートのお店
レストランで美人のウエイトレスとご機嫌な二人 メルルーサ(葉子ママとマダムが食べた)すごく美味しい
日本人のオスピタレラ・ケンさんと・・・ 部屋は4人部屋で快適


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