修行の道場(高知県)(9月18日~29日)

九日目:9月18日・雨=参拝所:無し 距離31k(総距離224.4k)参拝・歩き等の総時間8時間30分
行              動  宿・費用ほか 
”歩き遍路ひとり歩き、時には土砂降りの中を孤独に耐えながらあるくこともあります”
出発時から大雨、ヒェーと思いながらもこれも修行、勇気をふるって足を踏み出す。朝食抜きのためコンビニで朝食のパンとコーヒー、それにお昼の弁当を買う。早朝からお客が多いのはサーファーの人だった。
小林さんも、ボンちゃんもこの道は長くてつらいと言っていたが、まさにその通りしかもすごい土砂降り(遠くに雷も)、イャ~参りました。
しかし、ずぶ濡れになりながら黙々と歩いていると後ろから若い女性の声、?と思って振り返ると鳥栖在住のSさん、色々話しているとカミーノにすごく興味があるとのこと(彼はスペイン人?)。お陰様で、単調なつらい道も楽しくなりました。ひとり歩き遍路は人との出会いが最高です。

いろんな考え方があると思いますが、しっかりとお参りしてご朱印をもらうことも大事だし、何でこんなきつい思いをして歩かなくてはならないのと自分の心を鍛え直すことも遍路ですね。
宿代=7400円
ランドリー=200
飲み物=130
朝食ほか=1304円(ハブラシも)
お昼代(うどん)=400円
今日の支出=9434円

  累計=82890円
 (内訳
     宿代(宿に払った分:52950円
     お昼:4793
     納経代:7200円
     その他色々:17947円
 
朝食無しで雨の中出発(5:57:50) コンビニで朝食とお昼の弁当を買う
雨の憂鬱な一日になりそう ようやく高知県に入る(一国終わり)
甲浦漁港 グリーンベルトはお遍路さんを守るペイント
雨の日もサーファーは頑張るのです(生見海岸)
茶髪(中にはピアス)と白装束のお遍路さんは好対照です
野根川に架かる橋(四国的風景?)
こんな道が20k以上続くのです ようやく室戸市(土砂降りはやまない)
さすが南国土佐・ハイビスカスが咲いていた 佐喜浜町のうどん屋さん(よくしてもらった)
いきなり現れた美人(夫婦岩バック) 近くで見る夫婦岩
民宿椎名到着(‏‎14:31:08) 彼女は鳥栖市在住のSさん(次まで進むそうです)


十日目:9月19日・晴時々曇り~雨=参拝所:24番~26 距離39.2k(総距離263.6k)
参拝・歩き等の総時間12時間30分
行              動  宿・費用ほか 
”旅は道ずれ世は情け”
昨日先に行っていたSさんと再び最御崎寺で合流、長い旅も助け合いながら(足に豆も作りながら)何とかこなしました。
今日も朝から雨を覚悟して出ましたが、予想に反して室戸の沖に鯨ならず、ご来光を拝むことができました。
お寺への上りは暑く、3本もドリンクを消費です。
それにしても、雨で靴が濡れると豆ができます、私も初めて足の裏に近いところ(指ではありません)。彼女もたくさんできていました。
豆対策に頭が痛いです。
夕方からは雨が降り出し、ホテルに着いたときはびっしょり!
明日は、予報によるとちょうど台風が高知を通過するようで、安全をとって一日待機になるかもしれません。
そしたら、HPの更新材料がないかな・・・。
宿代=14960円(2日分)
ランドリー=300
飲み物=410
お昼代(寿司)=300円
納経帳・ご朱印=900円
     (300円×3ヶ寺)
今日の支出=16870円

  累計=99760円
 (内訳
     宿代(宿に払った分:67910円
     お昼:5093
     納経代:8100円
     その他色々:18657円
 
‏‎5寺時44分出発・室戸沖の日の出(‏‎6:03:18) 室戸沖・ビシャコ岩
(約1,400万年前、マグマが地層に
貫入して固まったとされる岩)
みくろ洞
(弘法大師はこの地で開眼し、洞窟の中から
見えた風景が“空と海”だったので「空海」の
法名を得たと言われているそうです)
捻岩(ねじりいわ)
(空海のお母さんが、雨宿りをする場所を
つくるために、岩をねじったとされる場所)
二十四番(最御崎寺) Sさんが先に来ていた


上から見る室戸岬の町(海沿いの道を歩きます)
  二十五番(津照寺)


二十六番(金剛頂寺)
金剛頂寺への登り
アメリカの人と(Sさんが通訳した) 道の駅で昼食
重要伝統的建造物群保存地域(吉良川) ここはボンちゃん推薦
よくもまあ、こんな町並みが残っています 室戸岬は遙か後ろに
よく頑張った39k(ホテルなはり) 長い歩きの分ビールが美味しかった!


十一日目:9月20日・暴風雨=台風接近のため歩き遍路中休み (ホテルで休養)

行              動  宿・費用ほか 
”お大師様がくれた休養日”
10日間歩き通して豆もでき、体が疲れたのでここらで休養しなさいと言うお大師様の心配りなのでしょう。ホテルは安くて気持ちがよく温泉もあるし、しっかり休養して明日からに備えることにしました。
朝から昼過ぎまでは暴風雨が吹き荒れていました、その後も大雨の後遺症が残っているため今日の行動は危険なようです。安全第一!
色々整理したりしながらの休養になりました。
心配メールなどいただきありがとうございます。
九州の方は台風被害はありませんでしたか・・・。
自然災害には勝てませんね。
室戸の近くで台風というのも”室戸台風”を思い出します。
明日からは、しっかり頑張って明後日には高知入りしたいものです。
宿代=7890円
  (昨夜の夕食代込み)
お昼代(ラーメン)=560円
夕食代=1840円
今日の支出=10290円

  累計=110050円
 (内訳
     宿代(宿に払った分:75800円
     お昼:5653
     納経代:8100円
     その他色々:20497円

 
ホテルの朝食(360円)バイキング 部屋から見る外の風景(暴風雨)
お昼は醤油ラーメン(560円) 雨がやんだので外に出たが風は強かった(外観)
露天風呂です(今日はゆっくり入りました) 川の水も少しは減った(部屋から)


十二日目:9月21日・雨~晴れ=参拝所:27番 距離37.6k(総距離301.2k)
参拝・歩き等の総時間11時間9分

行              動  宿・費用ほか 
” 君の行く道は 果てしなく遠い
  だのに何故 歯を食いしばり
  君は行くのか そんなにしてまで”
一昨日から一緒に歩いているSさんのブログに『若者たち』の紹介があったそうです。二人で「そうか、まさにその通りだね」と言いながら歩きました。
今日は、福岡から野宿で歩いているケンタ君とスペインの若者アイトール君と出会いました。
歩き300k超えましたが、修行の道場・高知県は歩けど歩けどという感じです。
一歩一歩の積み重ねで、明日は高知市に入ります。

♪ 花も嵐も踏み越えて~♪ 頑張らなくては・・・。
宿代=7000円(焼酎代込み)
コンビニ(朝食・リバテープなど)
    =988円
飲み物=150
お昼代(うどん)=540
納経帳・ご朱印=300円
  (300円×1ヶ寺)
今日の支出=8978円

  累計=119028円
 (内訳
     宿代(宿に払った分:87500円
     お昼:6753
     納経代:8400円
     その他色々21615:円 
 
たっぷり休養をとって出発(5:57:30) 神峯寺麓の茶屋にザックを預けて
神峯寺の山道へ(ヒェー怖い) カッパを着たり脱いだりして上る
何の標識かよくわからない 二十七番札所(神峯寺)
神峯寺から太平洋を望む 茶屋に帰ってコーヒーを一杯
海岸沿いの道の始まり 雨が上がり見晴らしもよくなる


ざるうどんとおにぎり(540円也)
美味しかった!
伊尾木洞
シダが生い茂る天然の洞穴
いかにも南国の太平洋    さすが、元舞台役者(決まっている) 
(左から)福岡のケンタ君、sさん、アイトール君 民宿・住吉荘到着(‏‎17:06:42)
すごいご馳走 客は2人だけ(楽しみました)


十三日目:9月22日・4雨=参拝所:28番~31番 距離34.3k(総距離335.5k)
参拝・歩き等の総時間10時間50分

行              動  宿・費用ほか 
”人は人と出会うことで、いろんなことを学ぶのです” 
昨日から、若者3人と旅を続けることになりました。一応私も彼らに負けずに歩けるのです。
若者は30番で打ち止めでしたが、私は今日28番から31番まで歩く予定でしたので、最後の1ヶ寺は一人になりました。
(朝も昼もパン一個でよく歩いたものだ))
スペインの若者アイトール君が『あなた力があります』と言っていましたが、そうでしょうか?
ところで、鳥栖のSさんは、英語、スペイン語、韓国語ができるすごい人なのです。もちろん、通訳はいつも彼女です。
明日からは、それぞれの歩きの予定があり一人旅になります。また、彼らと会えるかな・・・。
今日も予報に反して雨でした。えこるの靴は雨に弱いので足の半数以上に豆ができ大変です。明日から、SIREOの靴に代えます(葉子ママに送ってもらいました)。
宿代=4700円
朝食代=345円
飲み物=160円
お昼代=無し
 (買う場所がなくパン1個貰う)
納経帳・ご朱印=1200円
  (300円×4ヶ寺)
線香=500円
郵便料金=1200円
タクシー代=1180円
明日の朝食など=526円
夜の宴会=3400円
今日の支出=13211円

  累計=132239円 
 
‏‎朝食無しで出発(6:02:02) 昨日の若者と会って高架の下で朝食
道に迷ったか?と思ったときに見えた風景
(何だろう?)
第二十八番札所(大日寺)
こんな手書きの標識もある まさか、雨が降り出した
横は鉄道も通っているぜよ! 二十九番札所(国分寺)
映画『星の旅人たち』と同じ4人   女1人に男3人です
三十番札所(善楽寺):ここで若者3人は終了 やなせたかしのキャラクターでいっぱいの電車
三十一番(竹林寺):ここは私一人で・・・ 夜は4人で『ひろめ市場』へ
美味しい、美味しい! アイトール君も大喜び!


十四日目:9月23日・晴のち曇り=参拝所:32番~35番 距離32.1k(総距離367.6k)
参拝・歩き等の総時間10時間2分(渡船までの待ち時間40分を含む)

行              動  宿・費用ほか 
”時には我慢の歩きも必要です” 
今日からおNEWの靴ですから、少し距離を短くして余裕とみていたのがかなりきつかったです。
今までの豆が完治していないのと、靴の硬さにまだ慣れていないため午後からはかなりきました。早く足首から下の痛みが消えるといいのですが・・・。

昨日までの皆さんと別れ、一人旅でしたが歩き始めて3日くらい前に見かけた青年が話しかけてきました。福島から来た野宿専門の青年でした。しばらく一緒に歩いていると『年齢は60前ですよね』 とか 『中山さんの(足の強さは)半端じゃないですね』 などと色々話して(いい気になりながら)きましたが、高知市街地が近づくと用事があると言って消えてしまいました。
夜は、同じホテルにスペインの青年が到着(35番は明日回し)していて一緒に夕食をしました。天ぷらが大好きと言うことで、それはよかったのですが後色々注文するのにどんな食べものかを説明して了解を得なくてはならないのです。(彼が直接注文するのは難しそうです)
宿代=4500円
飲み物=円
お昼代=180円
 (パンとコーヒー)
トマト=100円(屋外販売)
アイスクリーム=200円
納経帳・ご朱印=1200円
  (300円×4ヶ寺)
タクシー代=1680円
明日の朝食など=635円
夕食=3400円
今日の支出=12800円

  累計=145039円 


 
 
今日からこの靴です Sさんがバス停へ急いでいる(ここでお別れ)  
 
川沿いの道を歩き始める(‏‎7:20:50) 武市半平太旧宅前  
 
旧宅を上から見たところ(今も人が住んでいる) 武市武市半平太のお墓  
 
三十二番札所(禅師峰寺) 福島から来た青年と(バックは桂浜方面)  
 
県営の無料の渡船待合所 3~4分で渡る(歩き遍路でもこれは乗っていいのです)  


三十三番札所(雪蹊寺)
かなり暑くなってきた
 
田舎道に入るとこんな注意書きが・・・  
 
トマト2個100円:のどを潤した 三十四番札所(種間寺)  
 
三十五番札所(清滝寺):ホテルからピストン 清滝寺からの土佐市  
     

天ぷらが好きという彼と今夜も
ビールを飲んでしまった
(若く見えても43歳と言っていた)
 
ビジネスイン土佐(‏‎17:24:48)  


十五日目:9月24日・晴時々曇り=参拝所:36番 距離36.4k(総距離404k)
参拝・歩き等の総時間10時間35分

行              動  宿・費用ほか 
”歩かないと着きまへんわ! などどつぶやきながら歩く”
何故か今日はきつかった、打ち戻しがあったり単調な景色にぐったり、まだ足の方が本調子ではないこともあったのでしょう。
ようやく400kを超えました。何だかんだで三分の一、これからどうなることやら!
スペインの青年も追いついてきて最後は一緒に歩いたが『35k以上はきつい、25~35kが一番いい』と言っていましたが、明日からも長い歩きが続きます。
彼は次の37番で打ち止め、高知~大阪に回り29日にはスペインに帰るとのことでした。
まさに一期一会、またどこかで会うことがあるでしょうか?
宿代=4500円
飲み物(3本)=420円
お昼代=180円
 (どん兵衛)
納経帳・ご朱印=300円
  (300円×1ヶ寺)
明日の朝食など=501円
夕食=2299円
今日の支出=8200円

  累計=153239円  
四国らしい風景を見ながら歩き始めます ここから山道に入り峠を越えます
ひんやりしているが汗びっしょり 峠で自分撮り
峠から見る宇佐湾 安政地震・津波の碑(1707年発生)
今から宇佐大橋を渡って打ち戻ってきます 橋から見る浦ノ内湾(見えている湾を廻って歩きます)


三十六番札所(青龍寺)
お寺の前の急階段(いつもこうです)


青龍寺を降りてきたらアイトール君と会う
(一つ余計に廻っているのに早い)
疲れて一休み


ようやく宿の町へ到着(ここからも長かった)
今宵は別の宿
(ちなみに彼の身長は191センチ)
今宵の宿(16:53:16)ビジネスホテウマルトミ


十六日目:9月25日・雨時々曇り=参拝所:37番 距離33.4k(総距離437.4k)
参拝・歩き等の総時間9時間30分

行              動  宿・費用ほか 
 ”お接待は心と心のふれあい”
今日は朝からどんより、歩き始めてまもなく雨が降り出す。スタート時から雨の用意はしていたものの『あ~あ、またか』と思いながらひたすら歩く。
国道だけかと思いきゃ、とんでもない山道の峠越えが・・・、まだ豆が完治していないのに参った。
その後、二人のおっさんお遍路と会い久しぶりにまともなお昼を食べた。
しばらく歩くと軽自動車から「すぐそこにお接待所があるから寄って行きなさい、女房がいるから電話しておく」とのこと、う~ん何?と思いながら立ち寄ると思いもしないお接待が待ったいた。後からお昼を一緒に食べた二人も来てしばらく話が弾む。お陰様で足摺岬までの宿や、その後のルートも確認でき感謝でした。
果たして私に、見も知らぬ人に対してこんなことができるかな・・・。歩き遍路のすばらしい出会いでした。
宿代=6300円(一泊夕食)
(焼酎代=800円)
飲み物(1本)=150円
バナナ=100円
お昼代=680円
納経帳・ご朱印=300円
  (300円×1ヶ寺)
ランドリー代=600円
(昨日の分も含み)
今日の支出=8930円

  累計=162169円   
お接待に貰ったお人形たち
(左から)①びざん(紹介済み)②軽自動車のおばちゃんからやなせたかしデザインのバッジ③32番禅師峰寺でそれぞれ頂いたのです。
薄暗い中を出発(‏‎6:20:22)
この先を左に曲がると四万十市へ


振り返ると須崎の町も遠くなりにけり
ヒェーッ、四万十市まで74k
トンネルはほとんど峠の上
(涼しいけど、怖いのです)
ここで道が二つに分かれる
(七子峠へ向かった:よかったのか?)
遍路道と彼岸花と小川 こんな動物を飼っているところが・・(何?)
遙か上に高速道路(峠はまだ高いところ) 峠への入り口(登山で鍛えたはずなのに堪えた)
約45分かかって登った(標高287m) ようやく四万十市に入る
久しぶりに食べたかき揚げうどんとお稲荷 歩き遍路接待処『風自遊庵』
そこのご夫婦(寄りなさいと言われ、入ったらすごいお接待と今後の宿と道の状況など教えてもらい大助かり)
見返りを求めるわけでもないのに・・・、感動しました
しばらく歩くと、足摺岬への案内が・・
遠いんだなぁ~
三十七番札所(岩本寺) 今宵はここの宿坊に泊まります
部屋はこんな感じ お料理(アルコールもOKです)


十七日目:9月26日・朝一時雨のち曇り晴れ=参拝所:無し 距離32.1k(総距離469.5k)
参拝・歩き等の総時間10時間15分

行              動  宿・費用ほか 
”お接待をさせてください”
今日は、お遍路さんたちとも会わず足のまめの調子もよくなく(自分との)孤独な闘いだなと思いながら少し足を引きずりながらの歩きでした。
27k地点(ラスト5k)で、ようやく雑貨屋に自動販売機が、甘いのが欲しくてコーラゼロを買い椅子に座って飲んでいました。
お店からおばあちゃん(私より年上)二人が買い物終えて出てきて私を見て『どこからですか』と聞かれ少し話していたら、年老いた方の人が”お接待させてください”と言って200円を差し出してきました。そしたらもう一人の人もこれしかありませんと言って100円を・・・。びっくりしましたが、何かジーンときて胸がいっぱいになりました。
納札を出す前に去って行かれましたが、きつさも忘れ頑張らなくては言う気持ちの一幕でした。
宿代=4640円(一泊夕食)
(焼酎代=1000円)
飲み物(2本)=350円
リンゴ=198円
お昼代=650円
今日の支出=6838円

  累計=169007円    


読経の声を聞きながら怪しい空模様の中
37番札所を出発(6:18:44)
270mの峠越え(国道を歩くと何カ所も峠越えがある)
道路脇でお大師様が見守ってくださる    ループ橋も歩いて渡るのです 
     
国道を離れて旧道へ    軽トラのおじいさんに写してもらった 
 
伊与喜川 この標識はわかりやすい
えーっ!また山登りと思ったら近道だった 伊豆の踊子に出てきそう(熊井トンネル)
明治36年:小学生が佐賀港から1~2個ずつ石を運んだ
鰹カツカレー(サラダ付き:650円)久しぶり 土佐佐賀駅に泊まるアンパンマンの電車
黒潮迫る土佐の海 天日塩干しの現場
こんな駅名もある 道の駅ビオスおおがた(16:35:44)迎えに来てもらう
今宵の宿(土佐ユートピアカントリークラブ)
『風自遊庵』で教えてもらった
ゆっくり一人で食事
(温泉大浴場もあった)


十八日目:9月27日・曇り~雨=参拝所:無し 距離35.4k(総距離504.9k)
参拝・歩き等の総時間10時間35分

行              動  宿・費用ほか 
”今日もまた人の親切が身にしみた!” 
四万十大橋に向かうのに二つの道があった、海岸より山の方が近いのでそちらに行ったつもりが、数キロ歩くと何と海が目の前に・・・。しまった道を間違えた。車だけで人は通らない、そこでたまたま近くの家(サーファーのための家?)で尋ねたら、ちょっと待ってと言って車の鍵を持って向かう方向の分かれ道まで送ってくれた。40歳くらいの男性、感謝感謝でした。
もう一つは、今宵の宿・民宿旅路で、明日はの38番は打ち戻しなのでリュックを預かっもらうようお願いしたら、私が次に泊まるロッジまで車で運んで行ってくれるとのこと。明日も雨、長い35kをすごくに助かる。
今日も午後から雨のきつい一日だったが、親切に気持ちがほぐれます。
明日は、いよいよ足摺岬雨の少ないことを祈ります。
宿代=(明日支払い)
飲み物(1本)=140円
薬代(オロナイン、テープ)=1190円
お昼代=600円
今日の支出=1930円

  累計=170937円  
道の駅をスタート(7:08:16) 女性ランナーが声をかけて走り去っていった


四万十市に入る
(四万十町もあります)
    津波の避難路が至る所にある 
 
四万十大橋 四万十川は大きい
野菜がいっぱいの田子作うどん 大文字山(今から五百年以上も前に始まった)
伊豆田トンネル(1620mもあり長かった) 明日泊まる予定の『ロッジ・カメリア』
3000円でカレー(夜)とコーヒー・パンが(朝)出るとか
民宿・旅路(‏‎17:10:42)今宵は私一人 夕食はご夫婦とおしゃべりしながら・・・


十九日目:9月28日参拝所:38番 距離40k(総距離544.9k)
参拝・歩き等の総時間11時間20分

行              動  宿・費用ほか 
自分で選らんだ道だもの”
その1:38番金剛福寺の手前に急坂を下る国道と近道の旧遍路道があったので遍路道に向かったら途中から山道に、そのうち踏み跡もなくなり倒木などで通行不可能、引き返すにも再びの藪こぎ、30分もロス白衣も泥で汚れて大変。
その2:38番の前のレストランで食事、そこのウエイトレスが西回りはトンネルもでき歩きやすく景色もいいと地図を渡して進めるので(来た道を打ち戻る予定だったのに)そちらを廻ったら1時間以上予定よりかかり、くたくた!
二つとも最終的に決めたのは私、『旧遍路道に×でもすれば』とか『教えてくれたウエイトレスは車で通った話では?』と思ったりしたが後の祭り!
いい話もありました、レストランで前に座ったいた老婦人が色々話しかけてきましたが、何とまたお接待をさせてくださいと、1000円札を1枚。気の毒ですが、お接待は断ってはいけないのです。
今日は、結果的に最長不倒の40kになりました。足は痛いのに最低の一日だった!(宿の主人から『あんたは今日は40kだ』と言われた)
もう、いやだ~。明日から一日の歩きを短くしよう。
宿代=6000円(焼酎600円)    本日=3000円
     (ビールとお茶350円
飲み物(2本)=300円
お昼代=650円
納経帳・ご朱印=300円
  (300円×1ヶ寺)
今日の支出=11200円

  累計=182137円  
リュックを置いて出発‏‎6:50:12() 空模様はまあまあ
ご主人に20分くらい道案内をしてもらった 振り返ると昨日歩いた半島が見える
以布利港 足摺岬までいくつもの坂と集落を越えるのです
足摺から続く海岸線 無料で泊まれるお遍路宿
足摺岬へあと2k こんな標識で案内するから困るのです
三十八番札所(金剛福寺)ようやくたどり着く 足摺岬(まさに最果て三崎)
ジョン万次郎の足湯 万次郎の足湯から見る風景
大岩(家も頼っている) 海岸線が見事でした。
ジョン万次郎は土佐清水の出身だったのだ 土佐清水漁港


ようやく着いたロッジ・カメリア‏‎(‏‎18:11:30)
津波の時の避難場所
部屋はこんな感じ 明日の朝食もおいてあった
夕食のカレー(全て込みで3000円) お遍路さんをもてなすご夫婦



二十日目:9月29日・晴時々曇り 参拝所39番:距離31.4k(総距離576.3k)
参拝・歩き等の総時間9時間20分

行              動  宿・費用ほか 
”じっと我慢のひとり歩き”
今日は、ひたすら県道21号線を歩くのみ、カメリアのご主人から教えてもらったので道も間違わず、また昼食場所までしっかりとわかっていたので気持ち的には余裕でした。
足のマメも雨に遭わなかったせいか、それ以上にひどくはなりませんでした。ただ、3時間を超えると少し痛みが出てきますが靴に慣れて堅くなることを祈るばかりです。
ところで、今日の39番札所が最後の高知県のお寺、明日から愛媛県です。
色々話を聞くと昨日の38番の打戻でほとんどの巡礼者が精神的にも肉体的にも半分過ぎたと感じ気持ちがホッとしてくるそうです。
言われてみるとそうかな・・・。明日から後半戦の始まりです
宿代=(本日の支払い無し)
飲み物(2本)=230円
お昼代=600円
納経帳・ご朱印=300円
  (300円×1ヶ寺)
今日の支出=1130円

  累計=172067円  
カメリアの人の見送られて(‏‎6:52:38)出発 まさに日本の風景
川の水のきれいなこと 県道21号線をひたすら歩く
     

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(リュックの後ろに下がっているのは貝です)
     
   
 じまん屋(教えてもらったJA経営のお店)    定職・鶏のさっぱり煮(600円)これしかないのだ
   
三原村特産の柚を使ったジュース(100円)美味しかった オーストラリア人の夫婦と会った
(二人とも間違わずに菅笠をかぶっている)
ダンナ様に写してもらった:29日目とのこと
(葉子ママと一緒ならこれくらいのペースかも)
中州に災害が起きたときの避難場所ができていた
久しぶりに見る青い空 再び56号線に出た
三十九番札所(延光寺)高知県最後のお寺 民宿・嶋屋(16:29:40)到着したら雨が


菩提の道場(愛媛県)へ