弘法大師(空海)
(お大師様)
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西暦816年に四国八十八ヶ所霊場を開創した人。42歳(厄年)の時に自身の修行の場であった四国にて、国の安泰・人々の災難を除き繁栄を願い開いたのが四国霊場。 |
同行二人
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巡礼者はいつも弘法大師と共に行動をしている、弘法大師がいつも一緒にいて護ってくれるという意味。 |
札所
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遍路が巡礼する八十八の寺。昔巡礼者がお寺に「お札」を打ちつけたことに由来。 |
番外札所
(別格二十ヶ寺)
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八十八箇所以外で弘法大師にゆかりのある寺。20箇所ある、八十八カ所とあわせて人間の煩悩の百八になる。 |
本堂 |
ご本尊を祀る寺の中心となるお堂。 |
大師堂 |
弘法大師が祀られているお堂。 |
納札 |
札所などにお参りし納経した証に納める札。札には名前と住所を記入。 |
ご朱印 |
納経帳や掛け軸、白衣(棺に入れると成仏する)などに墨書し納経印を押したもの。 |
お接待 |
地元の方々がわが身に変わってお勤めをしていただいていることに対してのおもてなし。 |
打つ
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お遍路が札所を巡拝することを「打つ」と言う。昔木製や金属製の札を本堂や大師堂の柱や長押に打ち付けた納札の慣習が由来。 |
順打ち
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一番札所から二番、三番… 十五番札所から十六、十七… というように、小さい番号から大きい番号へ順番に巡拝する、時計回で四国参りすること。 |
逆打ち
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順打ちとは逆、八十八、八十七、八十六… というように、大きい番号から小さい番号へ巡拝する、反時計回りで四国参りすること。閏年に逆打ちをすると功徳がある、順打ちの三倍のご利益がある、などと言われている。 |
打戻り |
来た道を戻る事。27、38、45番札所など。 |
打ち止め |
その日の巡拝を終えること |
通し打ち
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八十八箇所の四国参りを一回でやりきること。 |
区切り打ち
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八十八箇所の四国参りを何回かに分けてやる事。普段仕事をしている社会人が休日だけ巡拝したり、通し打ちの予定が途中で体調を崩し、1度自宅に帰り療養してから再開する場合など。 |
結願(けちがん)
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四国八十八箇所全ての巡拝が終る事。満願とも言う。 |
お礼参り |
全札所を巡拝した後に、打ち始めの札所に戻ること。 |